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  • 2025/02/14
  • コラム

【2024-2025年冬】シーズン後半の降雪傾向と除雪機の最終チェックポイント

冬も折り返し地点を迎えましたが、今年の雪の状況はいかがでしょうか?

2025年1月末の時点で、全国的に降雪量は例年より少なめの地域が多いものの、短期間での局所的な大雪が発生するケースも見られています。

除雪の頻度が減ると、「もう春が近いから大丈夫」と油断しがちですが、2月9日にかけてのようにドカ雪や寒波が襲う可能性があるため、引き続き除雪機のメンテナンスや点検を怠らないことが大切です。

本記事では、2025年2月以降の降雪傾向を踏まえた今後の注意点と、シーズン後半に行うべき除雪機の点検・メンテナンスポイントをご紹介します。

2025年2月以降の降雪予測|まだまだ油断は禁物

1. ここまでの降雪状況

気象庁のデータによると、2024-2025年の冬は「平年並みかやや少なめ」の降雪となっている地域が多い傾向です。特に、暖冬の影響で12月・1月は例年より降雪量が少なかった地域もありました。

しかし、1月下旬から2月初にかけて寒波が到来したように、局所的に短期間での大雪(ドカ雪)が発生するリスクが依然として高い状態です。

2. 2月・3月も降雪の可能性アリ!

2月以降も寒気が南下しやすく、日本海側の地域では突然の大雪が降る可能性があると予測されています。特に、降雪量が少なかった地域ほど、2月以降にまとまった雪が降ると影響が大きくなりやすいので注意が必要です。

また、3月に入ると気温の変動が大きくなり、昼間に雪が解けて夜間に再凍結する「アイスバーン現象」が増加します。
路面の滑りや除雪作業の難易度が上がるため、引き続き慎重な対応が求められます。

✔ 2月以降も、短期間の大雪に注意
✔ 3月は雪解けと再凍結による路面の危険性が増加
✔ 春が近づいても、除雪機の準備は怠らないことが重要

シーズン後半の除雪機メンテナンス|今からでも間に合う点検ポイント

例年より降雪量が少ない地域では、除雪機の稼働時間も減っているかもしれません。しかし、突然の大雪に備えて、シーズン後半の点検・メンテナンスをしっかり行いましょう。

1. エンジンの動作確認

⏩ エンジンのかかりが悪くなっていないか?
⏩ 使用頻度が減っていても、積雪予報の際には試運転を行う

雪が少ないと、除雪機の稼働頻度が減りがちですが、長期間使わないとバッテリーが上がったり、燃料が劣化したりする可能性があります。
シーズン初めの他に、積雪の気象予報が出たときには5~10分程度エンジンをかけて、正常に動作するか確認しましょう。

2. オーガ・ブロワー部分の点検

⏩ シャーボルトやベルトにゆるみがないか確認
⏩ 回転部分がスムーズに動くかチェック

ドカ雪が降ると、一度に多くの雪を除雪しなければならず、オーガやブロワーが正常に動くことが重要になります。
シャーボルトやベルトが緩んでいると、除雪作業中にシャーボルトが切れたり、ベルトがスリップして除雪できなくなるおそれがあるので、定期的に動作チェックを行いましょう。

3. 燃料・バッテリーの管理

⏩ 燃料の状態を確認し、古いものは交換
⏩ バッテリーの電圧をチェックし、必要に応じて充電

燃料が劣化すると、エンジンのかかりが悪くなることがあります。
除雪機を使用する機会が減っている場合でも、古い燃料は適切に処理し、新しい燃料に入れ替えておくと安心です。

また、バッテリー式の除雪機は特に要注意。
寒さで電圧が低下しやすいため、定期的に充電を行い、劣化が進んでいる場合は新しいバッテリーに交換しましょう。

春の除雪機メンテナンスも視野に入れておこう

シーズンが終わりに近づくと、除雪機のオフシーズンに向けた保管方法も重要になってきます。

2月・3月も積雪があるとはいえ、春の訪れを意識し始める時期だからこそ、使い終わった後の適切なメンテナンスが、来シーズンのスムーズな稼働につながります。

まだまだ除雪のシーズンは続く!トラブルを防いで安心の冬を

2025年1月末の時点では、降雪量が例年より少ない地域もありますが、2月以降の大雪や3月の雪解け・再凍結に注意が必要です。

和同除雪機は、販売・メンテナンスを全国の販売店様で対応しています。

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まだまだ続く冬のシーズン、万全の準備で安全に乗り切りましょう!