先輩社員の声|Voice of Employees
商品開発部 部長Y・T1987年入社
一人ひとりの取り組みが
市場クレームの削減につながる
インタビュー|Interview
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01和同産業を志望したきっかけを
教えてください。大学で農業機械学科を専攻しており、学部の教授に勧められたことがきっかけです。農業機械や加工技術について学んでいましたので、その知識を活かせると思ったからでした。その当時は面接のみで、面接官の方々は大変朗らかな方ばかりで楽しく、あまり緊張しなかったことを覚えています。私が入った時は何年かぶりに新卒を採用したということで、採用は大卒一人、高卒三人の計四人でした。
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02現在、どのようなお仕事を
されていますか?品質保証部に在籍しています。品質保証部は品質管理課と品質保証課の二つの課に分かれ、それぞれ工場の品質管理や市場の品質保証についての取り組みを行っています。商品の品質的な問題は品質保証部が対応します。品質保証部の魅力は品質を良くすることですが、お客様のクレームに対処する部署でもあるため、商品に精通しているだけでなく、明るく前向きな性格の人材が求められます。現在、部署内の業務だけでなく他部署のフォローにも協力的な姿勢や考えを持ってくれている部下がたくさんいるので、大変助かっています。
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03今までのお仕事で最大の挑戦は?
そして、それをどのように
乗り越えたか、お聞かせください。商品開発部にいた30代の頃、弊社で主力商品といわれる20馬力・30馬力クラスの大型除雪機シリーズ(27ps~38ps)の立ち上げの設計を担当したことです。機種担当といい、問い合わせから機種のレイアウト・構造物の設計、量産・立ち上げまでを担当します。今なら仕事を振り分けたり手分けをする指示が出せるのでしょうが、当時は何をしなければいけないのかということも分からないまま一人で抱え込んでしまい、周りに迷惑をかけてしまいました。ただひたすら残業して乗り越えたのを覚えています。本当は上司の指示や部下のたくさんの協力をもらっていたのですが、当時はそれが見えないくらい精一杯でした。
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04そのお仕事を通して得たことを
教えてください。人一人の能力には限界があります。限られた納期の中では協力をもらわないと仕事は達成できません。個人でなんとかしようと無理をしてあがきましたが、結局、周りの関係者に迷惑をかけてしまいました。仕事を達成するためには、指導を仰いだり周りに協力を要請するマネジメント能力が必要と気付かされました。
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05和同産業の魅力は
どんなところですか?お子さんの用事や、地域柄農業に携さわっている人が多いため農業関係の用事などで休みを取らなければならないことがありますが、ここは有給休暇が取りやすい雰囲気があります。また、福利厚生に関しては女性にやさしいところです。田舎の会社のせいか、素直で純朴な人が多く、指導の仕方でどんどん良い人材が育つようなイメージがあります。私が入社した頃に比べると若い社員が増え、指導次第で優れた人材になり得る会社です。
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06これからどんなことに
挑戦していきたいですか?現在、市場での「不具合発生0件」を達成できていない状況です。いかに市場クレームを削減するかが最大の課題です。弊社では品質に関する基本的な姿勢がまだ十分とは思っていません。品質に関する考えを根本である体質の部分から変えていきたいと考えています。マネジメント領域から従業員全てに品質に関する意識が浸透し、一人ひとりが自分で考えながら取り組みができる会社にしていきたいと思っています。
一日のスケジュール例|Time Schedule
8:00 | 出勤(7:30) ↓ 品質保証部 ゴミ捨て&掃除 ↓ ラジオ体操(8:04) ↓ 製造部・外商調達部・品質保証部 全体朝礼:百ヶ条唱和(8:10) ↓ 品証部朝礼(8:15〜8:25) |
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9:00 | 品質管理課・品質保証課 各行動計画の確認及び下記業務活動 【業務例】 1)量産不具合対応(内容把握と判断 →場合によっては対策会議招集) 2)市場不具合対応(大きな市場品質問題については対策会議招集) 3)OEM先の量産品質に関するプロジェクトへの参加 4)OEM先の品質監査対応 5)ISO9001 品質管理責任者としての品質活動推進 |
10:00 | |
11:00 | |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 品質管理課・品質保証課 各行動計画の確認及び上記業務活動 |
14:00 | |
15:00 | |
16:00 | |
17:00 | 製造部・外商調達部・品質保証部 連絡会(その日の主な情報の共有と対策検討会議)(17:15〜17:30) |
18:00 | 品質管理課・品質保証課 各行動経過の確認、推進 ↓ 帰宅(19:30) |